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第35号『患者さんに忘れられないようにするための方法』

2015年4月25日(土) 第35号

こんにちは、治療院ニュースレタードットコム事務局の福田智恵です。

いつも弊社ニュースレターをご利用頂きまして、誠にありがとうございます。


治療院ニュースレターをさらに有効にお使い頂けるように、事務局の福田智恵より、不定期ではございますが、
「治療院ニュースレタードットコム通信」というメール配信をさせて頂いております。

ニュースレターの効果的な使い方や、先生方から頂いた疑問やその疑問に対するお答えなどを、シェアさせて頂き、
さらに、先生の治療院にご来院されている患者様に喜んで頂ければと思います。
是非、ご参考にしてくださいませ。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

早速ですが、


■本日のお知らせは…

★ 患者さんに忘れられないようにするための方法

さて、今回は、「患者さんに忘れられないようにするための方法」についてお話させて頂きたいと思います。
では、よろしくお願い致します。

先生は記憶力に自信がありますか?

一度来院された患者さんの顔と名前は一発で完璧に覚える!
という先生が世の中にはいらっしゃるかもしれませんが、恐らく稀な存在ではないでしょうか。

他にも、学生の頃試験前に「昨日あれだけ勉強したのに全然覚えていない!」といった経験はなかったでしょうか?
これは何も勉強の仕方が悪かったから、というわけではありません。

なぜなら、人間とは本来、忘れる生き物なのですが、“人間の記憶”というものについて研究されたデータで、
「エビングハウスの忘却曲線」というものがあります。

これは、心理学者のヘルマン・エビングハウスによって導かれた、人間の脳の“忘れるしくみ”を曲線で表したものです。

具体的には、

-----------------------------------

20分後には42%を忘却し、58%を覚えていた。
1時間後には56%を忘却し、44%を覚えていた。
1日後には74%を忘却し、26%を覚えていた。
1週間後(7日間後)には77%を忘却し、23%を覚えていた。
1ヶ月後(30日間後)には79%を忘却し、21%を覚えていた。

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ということなのですが、どれだけ頑張って覚えても人間というのは、
たった1日でかなりの量を忘れてしまうわけです。

ですから、人間は一度覚えたことでも復習をしなければ、次の日にはほとんど忘れてしまうんです。

このことから、効率よく記憶するためには、復習というものが大切であり、さらに言うと、
“復習のタイミング”というのが肝心になってくるのです。

復習のタイミングとしては、以下のことが効率的とされています。

■翌日に復習する
■7日~10日後の間に再び復習する
■30日後にもう一度復習する

こうすることで、人間は物事を効果的に記憶することができます。

また、これを治療院経営に置き換えて考えた場合、常連患者さんはすでに何度もリピートされていますから、
通院することが習慣になっており、忘れられる心配はほとんどないと思います。

しかし、新規患者さんの場合は、もし、 先生の院に来院しても、
その後のアフターフォローがなければ、先生の院のことを忘れてしまう可能性が大きいのです。

例えば、 先生は、一度来院したのみで、その後リピートがなかったり、次回予約をしていたにも関わらず、
なぜか当日に来院されなかったといったことを過去にご経験ないでしょうか。

そのような場合、患者さんがそもそも治療院のことを忘れてしまっている、ということも考えられます。

そうならないためには、患者さんに治療院のことを“忘れられないようにするための工夫”というのが必要になります。
そして、その“忘れられないようにするための工夫”として使えるツールが、ニュースレターだと思います。

ニュースレターは売り込み要素がなく、定期的に治療院から発行される手紙や新聞のようなものですから、
患者さんとの関係性を作っていく上で非常に効果的です。

ですので、例えば、一度来院された患者さんに、ニュースレターを送付することで、記憶に留めてもらう。
そうすることで、一度しか来院されていない患者さんの記憶にも残ることができると思います。

というわけで、上記ような使い方をして頂き、ニュースレターを効果的に使って、
先生の治療院のリピート率アップにもお役立てくださいね!


★ 患者様にお伝えして頂くと効果的・・・レター制作の裏側!! NO.34

--- 初めてお読み頂く先生は、下記をお読み進めて下さいませ ---

「レター制作の裏側を知ってどうするの??」・・・・・・・・・・・

はい!!説明いたします!!
レター制作の裏側つまり裏話というのは、先生から患者様へお伝え頂く『余談話』となり、
コミュニケーションの幅を広げることができるんです!!

例えば、患者様から2ページ目の料理ついて
「作りました。おいしかったです!!」「へルシーですね。」
など、お話頂いた時に、先生やスタッフの方から、
「そうなんですよ。実際、スタッフ(知り合いのもの)が作っているんですが、周りから好評だったそうですよ。」
などという感じでお話が弾むのではと思っております。

他に4ページ目の“健康生活お届け便”などについては、
ニュースレターでお伝えしきれなかった内容や補足などもお伝えして頂けます。

是非、下記にてお読み進めて頂ければと思っています。


先生、今回の余談話は・・・・

3枚目の“ 健康クローズアップ”の『 菌活で腸内環境を改善 』についてです。

就活や婚活など、今やいろんな「○活」がありますが、「菌活」という言葉をご存知でしょうか?
今回は、20代~40代女性の約7割が実践しているという「菌活」についてニュースレターでご紹介しています。

記事の中で、菌の種類はいくつかご紹介しておりますが、まだまだ、たくさん効果が期待できる菌があります。

■酵母菌(ワイン、ビール、日本酒、パンなど)
・・・便秘解消、血糖値の抑制

■酢酸菌(酢、ナタ・デ・ココなど)
・・・疲労回復、血圧・血糖値の抑制

などなど、世界有数の発酵大国である日本は、身近に発酵食品が豊富にあり、
菌活を始めるには大変恵まれた環境にあるといわれています。

また、菌と一緒に食物繊維やオリゴ糖、ビタミンCを摂取するとさらに効果がアップするそうです。
上記の3つは乳酸菌などの善玉菌の増殖を助けてくれます。

例えば、ヨーグルトにバナナ(食物繊維)や蜂蜜(オリゴ糖)、イチゴ(ビタミンC)をトッピングするなど、
上手く組み合わせて、より効果をアップさせたいですね。
他にも取り入れる方法はたくさんありますので少しご紹介させて頂きます。

■きのこいっぱい☆味噌キムチ鍋☆

クックパッドより
こちら⇒ http://cookpad.com/recipe/2452169

キムチ鍋の具材にきのこをたっぷり使うと乳酸菌と菌類を取り入れられます。

キムチには乳酸菌が含まれているのは有名ですが、キムチは発酵する際、乳酸発酵により、多くのビタミン類を新たに生成します。
まさに“最強食材”の1つ。

そこに、菌の王様“きのこ”を一緒に食べればより効果アップですね。

■納豆・オクラ・めかぶ、ねばねばサラダ

楽天レシピより

こちら⇒ http://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1400000912/

オクラは茹でて、全部まぜるだけ!

・納豆菌
・オクラ、めかぶの食物繊維
(アレンジで山芋を入れるとビタミンB1、ビタミンC、カルシウムを取り入れられる)

など、菌と一緒にたくさんの栄養を取り入れられます。

そして、ネバネバ成分の“ムチン”
ネバネバの正体“ムチン”とは、タンパク質と多糖類が結合した粘性物質で
血液サラサラ効果も高く、脳梗塞や心筋梗塞だけでなく、動脈硬化などの生活習慣病を防ぐことにつながります!

などなど、おいしく楽しみながら簡単に菌を取り入れられますので、是非、お試し頂ければと思います。
機会がございましたら、 先生の患者様へも菌活についてお話されてはいかがでしょうか・・・・・。

最後に・・・・・

先生は、「コンピテンシー面接」というものをご存知ですか?

最近の新入社員の採用では、「コンピテンシー面接」を導入する会社が増えているみたいです。
例えば、面接の時に、「あなたはどのようなタイプの人ですか?」という質問をした場合、
「協調性がある」「人の面倒見が良い」などと答えが返ってきたとします。

「では、その自己分析の背景にある出来事を詳しく教えて下さい」と質問をして、
エピソードを引き出し、深く掘り下げていくのです。

つまり、「協調性がある」「人の面倒見が良い」という自己アピールが、
具体的な行動に紐づいた自己分析なのかどうかということをしっかりと聞き出すのです。

それが、「コンピテンシー面接」というものです。

もう1つ例で言うと、面接の時に
「私は学園祭実行委員長としてイベントを成功させた経験があります。だから計画立案力には自信があります」
と、自己アピールをしてきた人がいたとします。

しかし、イベントが成功した理由は、もしかすると、他のメンバーが頑張ったからかもしれません。
そう考えると、その人が入社してから、本当に計画立案力を発揮してくれるのかはわかりません。

ですから、面接の時に、「イベントを成功させた経験がある」という結果だけで判断するのではなく、
その時の状況を詳しく教えてもらい、そこから“私は計画立案力には自信がある”
とアピールする、その根拠と具体的なエピソードを聞くのです。

詳しくは、下記のページに具体的な方法論がさらに詳しく記載されているので是非、参考にしてみて下さい。

http://allabout.co.jp/gm/gc/296373/2/

4月や5月は人材募集や新人研修などを通じて初対面の方と接することが多い季節です。
先生の院でも人材を新たに募集される場合、この「コンピテンシー面接」というものを
取り入れられてみてはいかがでしょうか。

それでは、先生、本日も最後までご購読頂きありがとうございました。

治療院ニュースレタードットコム事務局
福田 智恵

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