こんにちは、治療院ニュースレタードットコム事務局の福田智恵です。
いつも弊社ニュースレターをご利用頂きまして、誠にありがとうございます。
治療院ニュースレターをさらに有効にお使い頂けるように、事務局の福田智恵より、不定期ではございますが、
「治療院ニュースレタードットコム通信」というメール配信をさせて頂いております。
ニュースレターの効果的な使い方や、先生方から頂いた疑問やその疑問に対するお答えなどを、シェアさせて頂き、
さらに、先生の治療院にご来院されている患者様に喜んで頂ければと思います。
是非、ご参考にしてくださいませ。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
早速ですが、
さて、今回は、「読み手の立場で言葉を選ぶ重要性」についてお話させて頂きたいと思います。
では、よろしくお願い致します。
「キーサクセスファクターはユーザベネフィットにフォーカスすることです」
突然こんな表現で話されたとしたら、先生はすぐに、この発言者の言わんとしてることがわかりますか?
自分で書いておいてなんですが、私はさっぱりです!
書きながら「舌を噛みそうだな…」と思ってしまいました。
ちなみに、上記の発言は簡単に言うと「利用者の利益が大事ですよ」ということです。
※キーサクセスファクター:目標達成のために注意すべきポイント。
ユーザーベネフィット:利用者から見た商品やサービスの利点。
フォーカス:焦点を合わせる。
日本語で言ったほうが絶対に早いし、伝わりやすいですよね。
「キーサクセスファクター」や「ベネフィット」という単語はいわゆる、カタカナ語・ビジネス用語というもので、
最近、特に耳にする機会が多くなったように感じます。
上記の例はかなり大げさなカタカナ語を使って書きましたが、このようなものでなくても、
「エビデンス」や「アジェンダ」、某CMで使われている「コミット」という単語あたりは
まだ聞き馴染みがあるのではないでしょうか。
元々、日本人はカタカナ語好きと言われていて、すでに日本語となりつつあるカタカナ語もたくさんあり、
逆に日本語にしてしまうと伝わりにくいという単語もあります。
ですが、ビジネス用語のように、ある一部の世代にしか知られていないもの、
特定の分野・業種のみで定着しているものも少なくありません。
そのような用語を使った場合、相手に伝わらない確率も当然高くなります。
そもそも、言葉や文章は相手に伝えるための手段ですから、その相手に伝わらなければ本末転倒です。
例えば、先生がドイツ語を話せたとしても、ドイツ語を話すことができない相手に対して、
ドイツ語で話しかけたりはしませんよね?
ここまで極端な例えだと「そんなの当たり前でしょう!」と思われるかもしれませんが、
このような意識は意外と忘れてしまいがちです。
先生が普段当たり前のように使っている施術の言葉でも、患者様にとっては聞き馴染みのない言葉かもしれません。
どれだけ詳しく、丁寧に症状を説明したとしても、患者様にとってわからない言葉があったとしたら、
先生の説明を患者様は理解してくれるでしょうか?
下手をすると、先生の伝えたいことのほとんどは、患者様には伝わっていないということにもなりかねません。
日本語にしてしまうと伝わりにくいカタカナ語のように、他の言葉で言い表しにくい専門用語などもあるとは思いますが、
そんなときは具体的な例に置き換えてみたり、可能であるならばイラストを使って説明したりすると、
より患者様に伝わりやすくなるのではないでしょうか。
ニュースレターの文章も、このようなことに気をつけて作成していただくことで、
読者である患者様により伝わるものにしていただければと思います!
--- 初めてお読み頂く先生は、下記をお読み進めて下さいませ ---
「レター制作の裏側を知ってどうするの??」・・・・・・・・・・・
はい!!説明いたします!!
レター制作の裏側つまり裏話というのは、先生から患者様へお伝え頂く『余談話』となり、
コミュニケーションの幅を広げることができるんです!!
例えば、患者様から2ページ目の料理ついて
「作りました。おいしかったです!!」「へルシーですね。」
など、お話頂いた時に、先生やスタッフの方から、
「そうなんですよ。実際、スタッフ(知り合いのもの)が作っているんですが、周りから好評だったそうですよ。」
などという感じでお話が弾むのではと思っております。
他に4ページ目の“健康生活お届け便”などについては、
ニュースレターでお伝えしきれなかった内容や補足などもお伝えして頂けます。
是非、下記にてお読み進めて頂ければと思っています。
先生、今回の余談話は・・・・
3枚目の“ 健康クローズアップ”の『 舌からわかる体のSOS! 』 についてです。
寒暖の差が激しく、体温調節が難しい季節となってきましたね。
この時期は気温差に体がついていかず、体調を崩す人も多いのではないでしょうか?
今回のニュースレターでは、自分自身の体の健康状態を舌からチェックする方法をご紹介しておりますが、
他にもまだまだ、舌からわかる症状などがあります!
■舌が大きく、歯型がつくという場合・・・
大きく厚みのある舌は、体に余分な水分が溜まっている可能性があり、胃腸の弱い人によくみられる。
また、歯形ができやすいやわらかい舌の状態なら、むくみや疲れが溜まっている可能性がある。
<対策>
・甘いもの、果物を控え、余分な水分をとらないようにする。
・お酒やジュース類も控える。
・運動をして汗を流す。
■舌が小さくて薄いという場合・・・
高齢者に多くみられる状態で、栄養が足りず、虚弱で体の水分量が足りていないことをあらわす。
<対策>
・夜更かしをやめ、無理のない生活に切りかえる。
・玄米などの栄養価の高い食べ物を多べ、少量でも良く噛んで栄養の吸収力を上げる。
などなど・・・
さらに!ニュースレターでご紹介しております舌の色、形からわかる体の健康状態と合わせて、舌の部位から、
内臓の各部位の健康状態もチェックすることができるんです!
■舌の先(舌尖部)
心臓や肺の状態が反映されやすい部分といわれている。
舌の先が特に赤かったりすると、心臓や肺といった上腹部に位置する臓器に熱を持った状態だと考えられている。
■舌の中央(舌中部)
脾臓や胃の状態が反映されやすい部分といわれている。
舌の中央部が特に黄色くなっていたり、苔がまだらになっていたりすると、
脾臓や胃に負担がかかっている状態だと考えられている。
■舌の根元(舌根部)
腎臓の状態が反映されやすい部分といわれている。
舌の根元部分にシワがある場合は腎臓の働きの低下だと考えられている。
■舌の横側(舌辺部)
肝臓や胆嚢の状態が反映されやすい部分といわれている。
舌の側面が特に赤くなっていたり、一方が強ばって曲がっていたりすると、
肝臓や胆嚢に負担がかかっている状態だと考えられている。
いかがでしょうか?
これらはあくまで目安ですが、このように、舌から自分の健康状態をチェックできるのはとても便利ですね!
自覚症状のないことも、舌をチェックすることでわかることもあるので、
是非、機会がございましたら、先生の患者様へも舌からわかる体の健康状態について
お話されてはいかがでしょうか・・・・・。
最後に・・・・・
以前、ビジネスコンサルタントの福島正伸さんが、このようなお話をされていました。
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「できる」か「できない」かではなく、「やる」か「やらない」かを考える。
新しいことに取り組むとき「できる」か「できない」を考えると結論は、「できない」になる。
なぜなら、新しいことは考えれば考えるほど問題が見つかるだけだから、新しいことに取り組むときは
「やりたい」か「やりたくない」かを考える。
そして、「やる」と決めたら「どうしたらできるか」だけを考えよう。
そうすれば頭の中は、「できること」しか考えなくなる。
これが自分のやりたいことを成功させる秘訣です。
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たしかにそうですよね。
なぜなら、自分の人生を決めるのは自分だけですから、他人に 「これできますかね?」と相談したとしても、
結局は「わからないよ!」「やればいいんじゃない!?」という返答しか、かえってこないと思います。
それに、自分がやりたいことについて、判断を人に任せると、うまくいっても依存してしまい、
失敗すれば、人のせいにしてしまいます。
ですから、何か新しいことに取り組むときは、まずは、「やりたい」か「やりたくない」かを考え、
「やる」と決めたら後は、「どうすればできるか」ということだけを集中して考えるようにしましょう。
それでは、先生、本日も最後までご購読頂きありがとうございました。
治療院ニュースレタードットコム事務局
福田 智恵