治療院ニュースレター代行は、「治療院ニュースレタードットコム」におまかせください!!

第49号『読みやすさの違いは漢字の量?』

2016年6月29日(水)

こんにちは、治療院ニュースレタードットコム事務局の福田智恵です。

いつも弊社ニュースレターをご利用頂きまして、誠にありがとうございます。


治療院ニュースレターをさらに有効にお使い頂けるように、事務局の福田智恵より、不定期ではございますが、
「治療院ニュースレタードットコム通信」というメール配信をさせて頂いております。

ニュースレターの効果的な使い方や、先生方から頂いた疑問やその疑問に対するお答えなどを、シェアさせて頂き、
さらに、先生の治療院にご来院されている患者様に喜んで頂ければと思います。
是非、ご参考にしてくださいませ。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

早速ですが、


■本日のお知らせは…

★ 読みやすさの違いは漢字の量?

さて、今回は、「読みやすさの違いは漢字の量?」についてお話させて頂きたいと思います。
では、よろしくお願い致します。

先生はメールや手技関連の書籍、または小説などの文章を読んでいて、
読みやすい文章と、読みにくい文章があると感じたことはありませんか?

普段、何気なく読んだり書いたりしている文章ですが、読んでいて疲れてしまう文章もあれば、
スラスラと読めてしまう文章など、感じる印象はさまざまかと思います。

難しい言い回しや、専門用語がたくさん使われている文章というのは、
それだけで読もうと思っても気が進みませんよね。

私自身、読書は好きですし小説はよく読むので、300ページほどの文庫本なら
2時間程度で読めるのですが、これが論文となるとなかなかはかどりません。

読んでいる最中に「難しい」、「とっつきにくい」といった
マイナスのイメージを感じると、人はその文章を読むのをやめたくなります。

難しい漢字がたくさん使われた文章というのは、パッと見ただけで読む気がなくなりませんか?
漢字の量が多いだけで、いかにも難しそうな印象を受けるからです。

一般的に言われているのは、文章全体のうち漢字の占める割合が3割、
というのが読みやすい文章なのだそうです。

例えば、

「非常に言いにくい事」
「そんな物かもしれない」
「そういう所」

など、なんとなく漢字にしていませんか?

上記の言葉以外にも、「注意する時」や「お越し頂く」といったような言葉も、
ひらがなにしたほうが読みやすいとされています。

漢字で書いたからといって、読むのも、意味を理解するのも問題はありませんが、
文章の調子がすべてそのようになっていると、
読者がざっと文章に目を通したときに、読みにくい印象を与えてしまいます。

実際の文章で見比べてみてください。

「何時も御覧頂き、有難う御座います。
蝉の声に暑さを覚える今日此頃、
先生には益々御活躍の事とお慶び申し上げます。」

「いつもご覧いただき、ありがとうございます。
セミの声に暑さを覚える今日この頃、
先生にはますますご活躍のこととお慶び申しあげます。」

いかがですか?
同じ文章でも、受ける印象が変わったのではないでしょうか。

同じ内容、言葉遣いなのに、見た目で損をするとしたら、とてももったいないと思いませんか?

最初は言葉をひらがなのままにすることに抵抗があるかもしれませんが、
必要のないところは思い切ってひらがなにすることで、
読みやすい文章であることを読者にアピールしてみてはどうでしょうか。

とはいっても、ひらがなのほうがいい言葉と、そうでない言葉を
いちいち全部覚える、なんてことはとてもじゃないけどできませんよね。

というわけで、ポイントをまとめてみました。

■具体的な動作、ある限定的な物事を表すときは、漢字を使う。
■抽象的な表現をする場合や、動詞の後につける補助動詞はひらがなを使う。

(【補助動詞】は、「患者様がいらっしゃる」の「いらっしゃる」、「迎えに来てください」の「ください」など
断定・動作の様態・敬意などを示すものとして用いられるもの。)

この二つを意識するだけで、文章が書きやすくなると思います。

ひらがなと漢字のバランスを考えるのは、最初のうちは面倒かもしれませんが、
今後、文章を書くときには意識してみてください。

ニュースレターや、メールの文章が、より読みやすく読者の方に伝わりやすい文章になると思います。


★ 患者様にお伝えして頂くと効果的・・・レター制作の裏側!! NO.48

--- 初めてお読み頂く先生は、下記をお読み進めて下さいませ ---

「レター制作の裏側を知ってどうするの??」・・・・・・・・・・・

はい!!説明いたします!!
レター制作の裏側つまり裏話というのは、先生から患者様へお伝え頂く『余談話』となり、
コミュニケーションの幅を広げることができるんです!!

例えば、患者様から2ページ目の料理について
「作りました。おいしかったです!!」「へルシーですね。」
など、お話頂いた時に、先生やスタッフの方から、
「そうなんですよ。実際、スタッフ(知り合いのもの)が作っているんですが、周りから好評だったそうですよ。」
などという感じでお話が弾むのではと思っております。

他に4ページ目の“健康生活お届け便”などについては、
ニュースレターでお伝えしきれなかった内容や補足などもお伝えして頂けます。

是非、下記にてお読み進めて頂ければと思っています。


先生、今回の余談話は・・・・

2枚目の“ 旬の食材らくらくクッキング ”についてです。
※料理記事は、事務局の担当のものが実際、料理をして、写真も撮っています。
7月号の料理『 ネバネバオクラのそうめんつけダレ 』について

●採用編
・のど越しが良く、食欲の落ちる夏でもサッパリ食べられるという点から。
・オクラに含まれる「ムチン」にはストレスや夏バテで弱った胃腸を
 優しく修復してくれる働きがあるということで採用しました。

●料理編

・ながいもをすり下ろした方が、そうめんによくからまります。
・オクラは硬めに茹でると、混ぜる際、形が崩れにくく、見た目もキレイになります。
・明太子を梅肉に変えたり、ネバネバのモロヘイヤを入れたりと、色々アレンジが楽しめます。

●試食編

・そうめんだけでなく、うどんやご飯にかけて食べても美味しいです。
・辛いものが苦手な方は、明太子をたらこに変えて作るとよい。

●写真編

・彩り良くするために明太子は全て混ぜずに少し残しておき、最後に上にのせて写真を撮りました。
・そうめんは食べやすいように小分けにして盛りつけました。

以上でございます。

実際に患者様へお伝えして頂くと、共感して頂けたり、お話が弾むのではないでしょうか・・・。
機会がございましたら、是非、ご活用くださいませ!!

最後に・・・・・
「バーナム効果」という現象をご存知でしょうか?
例えば、
「あなたは、人前ではすごく明るく振る舞われていますが
実は内面的に深い孤独を抱えてたりはしませんか?」

というように指摘されると、真っ向否定できない人が案外多いと思います。

バーナム効果とは、このような誰にでも該当するような曖昧で一般的な性格をあらわす記述を、
自分だけに当てはまる正確なものだと捉えてしまう心理学の現象です。

身近なものでは、占いや血液型診断などがこれに当てはまります。

例えば、よく知っている血液型の性格分析として

「血液型がA型の人は、几帳面で神経質」
「血液型がB型の人は、自己中心的」
「血液型がO型の人は、大雑把」
「血液型がAB型の人は、二面性がある」

このような性格分析があります。
これをみて、「当たっている!」と思う人は多いと思いますが、
よーく考えると、誰にでも当てはまるものなのです。

そして、バーナム効果はネガティブに使うことでも、その効果を発揮します。
「今日どうしたの、何か顔色悪いね」という言葉でも、仮に相手が元気だとしても、
相手にネガティブな出来事を思い出させてしまう効果があると言われています。

逆に元気良さげには見えない相手でも、
「今日どうしたの、顔色いいね、何かいいことあった?」
と声を掛ければ、仮に相手に何もなくても、大概、相手は笑顔を見せるそうです。

嘘も方便ではないですが、まわりを明るくする上でのバーナム効果は習慣化したいですね。

先生もバーナム効果を使って患者さんとコミュニケーションをとられてはいかがでしょうか。

施術で患者さんの悩みを解決することはもちろんですが、
コミュニケーションの面でも笑顔になって頂けるといいですね。

それでは、先生、本日も最後までご購読頂きありがとうございました。

治療院ニュースレタードットコム事務局
福田 智恵

メルマガバックナンバー